昨日から利用されている「平塚信用金庫」さんの研修をで野外炊事を行ないました。
その際に必要になる「火」をマッチやチャッカマンと言った文明の利器(?)を使わず、村の「火起こしセット」を使い、火を起こしていきます。
村の火起こしセットは「火切り棒」「火切り板」「ロープ」「ハンドピース」「板」という、「木」を使って火を起こしていきます。
棒にロープを巻きつけ、ロープを引っ張り合うことで火切り板との間に摩擦が起き、その摩擦熱で火種を作ります。
火種ができたら、そーっと息を吹きかけ、火を育てます。うまくいきすぎて前髪が燃えてしまった方も…。それでも、班で協力しながら、頑張って火を起こしていく姿が印象的でした。
大人でも難しい「火起こし」なのですが、みなさんコツを掴むのが早いようで、開始から20分程度で火を起こせた班もありました。また、最後の最後まで粘っていた班は火を起こすことはできませんでしたが、隣の班から炭をもらい、そこから火を起こすことができました。
火を起こすことの難しさを体感してもらえたのと同時に、班の仲間との『協力すること』の大切さも実感したと思います。これからたくさんの壁に当たることでしょう。そんな時こそ、『仲間』と助け合って壁を乗り越えていってください。(大瀧)