事務所の前にあるシダレザクラからはらはらと花が舞い落ちています。
まだところどころにつぼみがいくつかありますが、
もう満開と言っても良さそうです。
さて、「満開になって間もないのにもう花が散るの？」
と、疑問に思った方もいると思いますが
それにはきちんと理由があるのです。
地面を見てみると、いくつかの花びらの他に、花のまま落ちているものも沢山落ちています。
しかも、自然に落ちているのではなくちぎれていますね。
花の多くは付け根部分に蜜を溜めており、その蜜を鳥たちが舐めに来ます。
ヒヨドリなどの舌が長い鳥はそのまま舐めることができますが、舌の短い（おそらくスズメ）鳥は花をちぎって舐めています。
今来たメジロも花には全く興味が無いようで、一生懸命ついばんでいました。
まさに『花より団子』
今年も綺麗な花吹雪がみたいので、少し加減をしていただきたいのですが…。
腹が減ってはなんとやら、毎日が戦の野生動物たちに人間の常識を押し通すのもかわいそうですよね。
今が見ごろのシダレザクラ、皆さんも是非見に来て下さい。
天野あまがき
○村内サクラ情報○
ヤマザクラ…満開
ソメイヨシノ…先日咲き始め、現在３～５分咲き
