村内にある山野草園にカタクリがめいっぱい咲いています。カタクリは【春の短い命】ということから、春の妖精(スプリング・エフェメラル)といわれています。
春に咲き、花期が終わると、夏までに光合成を行なって、あとは来春まで地中で球根の姿で過ごすのだそう…。
素敵な花を咲かせてくれているので、村を利用される際に、ぜひ見ていただきたいですね。
左の写真2枚は【イカリソウ】という植物。イカリソウは花の形が船の「碇(いかり)」に似ていることから名付けられました。
小さい花ですが、1本の茎から複数の花が付いていることもあり、少し得をしたような気持ちにさせてくれます。
そして、ニホントカゲも顔を出してくれました。
午前の静かな時間帯に行くと、「ガサッ」と音がします。…この時に鳥などを集中して観察していると、ビックリします。(今日の私です…)
ニホントカゲも冬眠から目覚め、活発に動き始めたようなので、観察してみてほしいと思います。
ついサクラに目が奪われてしまう春ですが、いろんなところに「春」があります。
春にしか感じられないものを見つけに来てみませんか。(大瀧)