子どもたちは朝から元気!起きてシーツをお友達同士で協力してたたみ、朝ごはんをモリモリ食べていました。
朝ごはんの後はお掃除と荷物整理をしてメインプログラムの「アウトドアクッキング」。今回のメニューは「パン」と「旬のスープ」。
おいしいパンとスープが作れるよう、気合いを入れたら、まずはパン作りのポイントを聞きます。
水の量や混ぜ方のポイントをしっかりと聞き、班に戻って生地を捏ねていきます。
「ベタベタする~!」「プニプニする」など、さまざまな声が聞こえてきました。
パンの生地を捏ねて発酵させている間に、スープ作りと火を起こします。
包丁を初めて使う子も、火起こしを初めてする子など、初めてのチャレンジにみんなドキドキしながら、クッキングをしました。
子どもが包丁を持ったり、火を扱ったりすることが初めてだという保護者の方々もドキドキハラハラしながら、子どもと一緒に一生懸命クッキングをしていました。
今回のパンはダッチオーブンで作るので、スープ用の薪での火起こしとパン用の炭起こしを行ないます。
マッチを使ったことがない子も今日は初めてマッチを使って着火に挑戦。ドキドキしながらも上手に火を起こすことができました。
スープができたらパンを成形し、スープとパンを火にかけたら、子どもたちは食器を取りに行くというミッションへ!
全員分の食器をみんなで手分けして持ってきました。
食器が到着したら食べる準備をして、班ごとに「いただきます」。
「パンがおいしい!」という声が各班から聞こえ、「レシピ教えてください」という声も聞こえていました。なんと、おかわりのパンも食べる方も続出!!お腹いっぱい食べました。
ご飯を食べ終わったら、子どもたちは食器洗いのお手伝い。
食器を大きいハコまで運び、ハコの中で丁寧に洗います。すすぎは大人にお願いをし、子どもたちは最後ののあそびへ出発。
花を見つけたらスタッフに見せてくれたり、長い枝を持って電車ごっこをしたり、自然物を見つけて子どもたち同士で見せあったりしていました。
2日間、自然の中でたくさんの感覚を使い、いろんなものを発見しました。
生き物を見たり触ったりすると命の大切さが分かるようになります。
火を使うと「熱い」ということがどういうことなのかが分かるようになります。
友だちと活動をすることによって人の気持ちを考えられるようになります。
自然の中だからこそ感じられること、自然の中でしか感じられないことがあります。「感じられること」はひとそれぞれです。ですが、「自分が感じたこと」から学ぶことはたくさんあります。
「あいかわ森のようちえん」は今日で終了しましたが、今後、日常生活に戻っても家族で公園や川、山などに出かける機会をぜひ作ってほしいと思います。また、みなさんにお会いできることを楽しみにしています。(大瀧)