本日は冬に戻ったかと思うような寒さ。朝も雨が降っていたと思ったら、雪に変わっていたりと、愛川ふれあいの村の天気は春が来たと言えども、侮れないようです。
さて、二十四節気七十二候の中では本日からの5日間を「桃始笑」という時季になります。モモが開き始める時期となり、「もも はじめて さく」と読みます。昔は花が咲くことを「花笑み」と言い、人が「花のように笑うこと」を意味していたようです。
モモと聞くと食べる「モモ」を思い浮かべますよね。実はモモは【バラ科】の植物なのです。
では、下の写真6枚はそれぞれ、何科になるでしょうか。
写真左の白い花はビワの花。
写真右の赤い花はウメの花。
写真左はシダレザクラ。
写真右はヒメリンゴの果実。
写真左の黄色い花はヤマブキ。
写真右のピンク色の花はカイドウ。
正解は、【全てバラ科】です。花や果実の色や形もまったく違う植物ですが、同じ「科」の植物なんです。
人に置き換えて考えると、親戚のような関係にあるということ。
人もそれぞれ違う個性があり、植物も個性があります。また、花に関しては1個1個違う顔を見せてくれます。
これから花がどんどんと咲いていきますので、身近な植物に目を向けて観察してみてください。(大瀧)