主催事業『親子で味噌作り』2日目

 

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主催事業2日目を迎えました。

本日はメインプログラムである、「味噌の仕込み」があるため、まずは朝5時に起きて大鍋で大豆を煮ていきます。

 

 

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昨日の夜中から降った雪に興奮しながら大鍋のところにやってくる親子や寝起きでぼーっとしている子どもを連れてきている親子など、たくさんの家族が朝5時に大鍋のところに集まりました。
ポリバケツ2杯分になった大豆をお父さんの力で大鍋に移し、子どもたちがマッチで火を起こします。火が薪に付いたら、あとは強火で煮込むのみです。大鍋の火入れができたら、昨日みんなで仕込んだ甘酒を試飲します。「おいしい!」「あったまる~」「こんなに甘くなるんですね」など、お母さんたちに好評でした。

 

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その後は、朝食をとり荷物整理をしたら「ざる豆腐作り」です。大豆と水をミキサーに入れ、細かく砕いたら、こし布に移し、絞ります。
子どもたちは協力して頑張って絞って限界になったら、大人の出番!濃~い呉汁を作ってもらい、全部絞れたら、火にかけ【豆乳】にします。その後、豆腐にするため【ニガリ】を打ち、メインプログラム「味噌作り」へ。

 

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朝から煮ていた大豆をバケツリレーで運び、そこから大豆を潰す為にミンチ機へ入れます。

ハンドルをくるくる回して、ミンチ機の出口からはモンブラン…、に似た大豆がでてきます。そうしたら、各タライの大豆の量を同じ重さにして、米こうじと塩、麦こうじと塩を入れ、混ぜていきます。「変な感触がする~」と子どもたちは楽しそう。大人は張り切って熱心に混ぜている様子が印象的でした。

 

その後は一旦昼食です。

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本日のメニューは、昨年の味噌を使った味噌汁とおかかが入ったおにぎりと発芽玄米のおにぎり。そして午前中に作ったざる豆腐と1年物・2年物の味噌を付けて食べる野菜スティック。

発酵食品がたくさんある昼食だからこそなのか、ある班の話題はやはり発酵の話でした。「みその保管方法」の話だったり「みそとしょうゆの違いの話」だったり、「全国発酵フェスタ」や「お蔵フェスタ」の話と、ピンポイントの話をしていました。

 

 

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午後からは仕込んだ味噌を持ち帰るため、タッパーに詰める作業です。家族で麦みそを持ち帰るか、米こうじを持ち帰るか、はたまた両方持ち帰るか相談し、タッパーに詰めていきます。お母さん方は空気が少しも入らないよう、時間いっぱいまでみそを詰めていました。

 

 

最後にふりかえりと集合写真を撮り、おわりのつどいをして解散です。

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「自分たちで自分達の食べるものを作る」ということが多かった2日間でした。

親子で食事を作ることは手間もかかったり、片付けがたくさんになったりと大変なことが多いですが、子どもと一緒に料理をすることで、食事の時間が楽しくなったり、家族の健康を考えて食材選びをしたり、さらには日本の和食を守る・繋げていくことに繋がっていきます。

毎日ではなくとも、時間のある時に子どもと一緒に料理をして、手作りの楽しさを親子で実感していただけたらと思います。

 

お味噌が食べられるのは、半年後…。おいしいお味噌ができますように!(大瀧)

 

 

 

 

 

 

 

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