メリークリスマス!クリスマスの今日、多くの子どもたちの元にサンタさんからのプレゼントが届いたのではないでしょうか。本日宿泊に来ている子どもたちも「おもちゃもらったよー」「お菓子もあった~!」と、目を輝かせて教えてくれました。
そして、本日は満月。クリスマスに満月は珍しいことで、次見れるのは10年以上先…。月に雲がかからないことを祈ります!
さて、クリスマスが終われば、お正月!!ふれあいの村では、毎年恒例の『門松作り』をおこないました。門松は、1年のはじめに神様がやってくる際の目印「寄り代」となると言い伝えられています。神様をお迎えするための大切な目印です。
まずは、土台となる一斗缶に藁を巻きつけます。押さえは太いワゴム!少なすぎず、多すぎず、一斗缶がちょうど隠れる、適量で巻きつけることがポイント☆
藁を巻きつけたら、裾を折り返します。意外と硬い藁を折るのは至難の業!ギュッと気合いを入れて折っていきます。
次は黒いシュロ縄で縛っていきます。下から7重、5重、3重と巻いていきます。7周のはずが…あれ?8周??な~んてことも。7・5・3は2で割り切れない、おめでたい比率でもあります。
しっかり縛ったら、次は編み込み。左右どちらに置くかによって、編み込みの向きも左向き、右向きと異なります。こちらも硬い藁を力いっぱい思いを込めて、編み込んでいきます。
編み込みが完了したら、長さをカットして、土台は完成。次第に形になってきました。
主役の竹を入れ、固定していきます。この丈の長さも7・5・3の割合。そして左右対称になるように配置をしていきます。よく見ると、竹の切り口が笑っているように見えます。この切り方は『笑い竹』と呼ばれています。笑う門には福来たる!
固定は、大きな石、じゃり、砂の順番で入れていきます。がっちり固定された竹の周りに、今度は松や梅、真っ赤な千両を飾っていきます。
そして、見事完成!!遠くから見て、バランスや出来栄えをしっかりチェック!!
ふれあいの村の管理棟出入口に設置しました。良い新年を迎えられるよう、思いがたくさん詰まった門松。ふれあいの村にお越しの際は、是非ご覧くださいね。
注:12月28日~1月4日は休所日となっており、中に入ることはできません。
多田(らん)