枝先には小さなつぼみが、
サクラやヤマボウシなど、他にも沢山の木が来年の春を今か今かと待ちわびているようです。
芽や葉を見ていて気付いたのですが、やはりこの時期の空は綺麗!
空気が乾燥しているからでしょうか、空が澄んでいて色が濃く感じます。
その中に浮かぶ白い雲もはっきり見えます。
この雲は『巻雲(けんうん)』と言い、白いペンキをハケでサッと掃いたように伸びています。
徐々に形を変えながら空を流れているので羽のように見えたり、炎のように見えたり。
いくら見ていても飽きません。
しばらく眺めていると、雲の一部に光っていました。
これは『幻日』と言う虹。
これだけ短いと、虹が『架かる』でなく、『置く』と言う表現があっているような気も…。
幻と名がつくということは、とても珍しいのでしょうか?
今日は綺麗な雲、そして面白い虹を見ることができ、ラッキーでした!
天野あまがき