夜は夕食を食べたあと『ナイトプログラム』!全員でレクを楽しみます♪初めは様子見で動きも小さめだった参加者のみなさん。歌を歌ったり、体を大きく動かすことで、次第に恥ずかしさもどこかへ…。
とんだり、はねたり、転がったり…大人も子どももスタッフも思いっきりはじけ、汗をかくほど。「こんなに激しく動いて、笑ったの何年ぶりだろう…」というお母さんもいらっしゃいました。
最後はキャンドルを灯し、落ち着いた雰囲気に。班ごとに小さな炎を見つめます。キャンプファイヤーほどの大きな炎ではありませんが、キャンドルの火も見ていると心が温かくなってきます。
楽しいナイトプログラムのあとは、お風呂に入り、おやすみなさい♪子どもたちは遊び疲れ、お布団に入るとすぐに寝ていました。
2日目の今日は、子どもたちの大きな「おはよう!!」の声で始まりました。朝ごはんをしっかり食べます。
みんなでお掃除。自分たちで使った場所は、自分たちで片づける。共同生活の大切な所がキャンプにはたくさん詰まっています。
本日のメインプログラムは『アウトドアクッキング!』
お昼ご飯を外で作ります。メニューは【きのこの炊き込みご飯】【豚汁】【みたらし団子】の3つ。まずは、みたらし団子のお団子をみんなでこねていきます。
子どもたちが中心に、こねこね…。「すごいぷにぷにだよ~!さわって~!」と、頑張ってこねた生地を見せてくれたり、ハート形を作ったりと、手作りならではの楽しさを感じます。
みんなで作ったお団子の出番はまた後で…。火の係と食材の係に分かれて、説明を聞きます。火の係は、絶対に火がつく火起こし!をマスター。実際にやってみて「すぐについた!」「よかった~」と安堵の声も。
食材の係は、作り方と食材の紹介を聞きます。食材にはふれあいの村でとれたさつまいもや、ふれあいの村で作った手作り味噌も村ブランドの材料を使います♪
ごぼうの切り方に関しては「ささがき?なぁにそれ?」と、子どもからは疑問の声が…。さらには、包丁を初めて使う!という子も♪やったことないことを一緒にチャレンジ!
小さなチャレンジかもしれませんが、1つひとつの「できた!」「だめだったらもう一回」。そんな積み重ねが成長につながります。さらには、他の家族の方とも話しながら料理をするのが楽しい♪そんな姿があちこちでみられました。
羽釜で炊いた炊き込みご飯も完成!
火の係の火起こしと、食材係の食材準備と、班の中でも2チームの連係プレーが相まって、おいしいお昼ご飯が完成しました!あちこちから「おいしい!!」の声が聞こえてきます。3回おかわりする子も♪秋の食材を使ったお昼ご飯を味わい、味覚の秋を楽しみました。
今回、雨の中での活動が多かったですが、雨だからこそ感じることができるにおいや感覚があります。大人の方の中には「何年ぶりに濡れた靴を履いただろうか♪」と、子ども時代に戻った気持ちになった方もいらっしゃいました。
そして、太陽が出た時がより嬉しい!より一層青空と、太陽がキラキラ見えました。
また、キャンプを通して多くの家族との『共同生活』を送りました。くつを揃えたり、使ったものを元に戻したり、他の人のことを考えて生活する、思いやる姿が大人も子どもも印象的でした。
少し、不便な生活だから、誰かの力を借りないとできない。そういった助け合いが、共同生活の中では生まれます。そういった活動をこれからも提供し続けていきたいと、改めて感じた、今回のキャンプでした。
見事な紅葉と共に、秋を満喫し、楽しんでいただけたかと思います。ご参加いただき、誠にありがとうございました。また皆さまにお会いできることを、心よりお待ちしております!!
多田(らん)