いろんな表情を見せてくれた2日間。自然の中で目一杯あそび、全身汚れてしまって靴の中も土まみれ。
でも、子どもたちの仕事は「あそぶこと」ではないでしょうか。たくさんあそんで、友だちと協力することでその子の感性が伸びるのだと信じています。
手で木の棒や葉っぱを持ったり、昆虫を捕まえたりすることで『ホンモノ』の感触が分かります。
現代では「火が熱いもの」だと知らず、炎の中に手を入れてしまったり、「水族館に行くまで食べている魚と泳いでいる魚が一致しなかった」など、『原型』や『ホンモノ』が分からない子どもがいます。
子どもたちに、「ホンモノの体験」をさせてあげなければ、『ホンモノ』を知らないまま大人になってしまうのではないでしょうか。
大人が子どもたちにしてあげることは、『おもちゃを買ってあげる』『やってあげる』『教えてあげる』『危険から遠ざけてあげる』ということではなく、【ホンモノを体験できる機会や場を作ってあげること】だと思っています。
ぜひ、子どもたちのためにできることを考え、行動をしていきたいですね。(大瀧)