今日は朝から雨が降ったりやんだりの一日となりました。
本日の最高気温は事務所前で28℃。夜になると24℃まで下がり、
半袖では肌寒く感じます。
7月から8月の初めにかけて「ジージー」と大合唱していたセミも、
ツクツクボウシの声が増え、だんだんと秋らしくなってきました。
秋といえば実りの季節。木々の実りを紹介します。
炊事場近くにあるクルミの木。
緑色の実がたくさんついています。緑色の果肉が腐り、きれいに取り除くと見慣れたクルミの殻が出てきます。リスやネズミは上手に固い殻を割ったり穴をあけたりして食べます。
周辺にはあちこちに彼らの食べ跡が!
コナラやクヌギなどのドングリ。よく見ると青い葉や枝がついたまま、どんぐりが木の下に落ちています。これはハイイロチョッキリという虫が卵をうみつけてその名のとおり「チョッキリ」と枝を切り落としてしまったためです。卵から出てきた幼虫はドングリを食べながら成長します。
こちらは栗の木。ちらほらとイガが落ちていますが、熟しきらずに落ちてしまったようです。割ってみると膨らみ切っていない栗が出てきました。もう少しすると、熟した栗が落ちそうです。
あわせて、サルの出没が予想されますのでご注意を!
自然の恵みは生き物にとっても貴重な食料です。昔は人間にとってもそうでした。
おいしい実りの季節がまもなく訪れます。少し手間はかかりますが、
ときには旬の味を堪能したいものです。
梅本(チーズ)