さて本日は、村の中で合唱に精を出しているセミに注目してみました。
村の中では、毎日沢山の種類のセミが鳴いており、先日紹介したニイニイゼミや、アブラゼミ、ヒグラシなどなど、さまざまな鳴き声が響き渡っています。
地面に目を向けると、村内のいたるところに直径1㎝程の穴が開いており、ここから数年ぶりに外に出てきたのだなと思うと、久しぶりに見渡す世界はどう見えたのだろうか、と少し感動的してしまいました。
セミたちは、種類によりだいぶ異なりますが幼虫期の1年~5年程地中で過ごします。
そこから地上に出て元気に鳴き、子孫を残して寿命を迎えるわけですが、皆さん、セミ(地上に出てから)の寿命はどのくらいだと思いますか?
私は、子どものころから1週間ほどだと聞かされていたので、当然そうだと思っていました。
しかし、実際は環境が良ければ2~3週間も長生きをし、たまに出てくる春や秋の季節外れのセミは、長ければ1~2カ月とかなり長生きな個体もいるようです。
実はセミは暑さや湿度に弱いのでしょうか?早くも夏バテ気味な私は、セミに親近感を感じてしまいました。天野あまがき