さて、皆さんは樹洞(じゅどう)という言葉をご存知ですか?
読んで字のごとく樹(木)の洞(穴)です。
樹洞とは、何らかの理由で木の中が腐るなどしてできた隙間、その空洞の事を指しています、おそらく皆さんも今までに一度は見たことがあるのではないでしょうか。
本日、その樹洞が原因と思われる倒木がありました。倒れたところを見てみると、木の中心にぽっかり穴が開いています。
調べてみると、木の中心部分は自身を支えたり、水を吸い上げたりする役割を持っているようです。
良く見てみると穴からアリが沢山出てきています。樹洞ができたのはこのアリたちが木の中に巣を作ったからなのでしょうか、それとも何らかの理由で中が腐ってしまい、そこにアリが巣を作ったからなのでしょうか…。
どちらにせよ、中心に空洞ができたことで木を支える力が落ちたのは間違いないようです。
巣である木がいきなり倒れて、アリはさぞかし驚いたと思いますが、
自然界ではこのようにして木が土に還っていく事もあるのだな、と新しい発見をすることができました。
このような発見をすると、わくわくしませんか?天野あまがき