そんな親鳥が止まった1本の木。せきれい3としらかば1の間の広場に立っている『ヤマグワ』の木です。赤紫色に熟した実を、鳥だけではなく虫たちも食しています。鳥や虫たちにとって、今村内で一番人気者の木です。
観察するには絶好の木。さまざまな種類の鳥や虫がいます。実はこの広場には2本のヤマグワの木が立っています。そのうち1本は数年前、台風の強風により折れてしまいました。
ただ、折れてしまった木の方が、葉は大きく(左側)実も鈴なりに実っています。
大きく生長するために、光合成ができるよう葉を大きくし、栄養を多く蓄えるためのようです。人間も成長期の子どもはたくさんご飯を食べますよね。木も人間も同じなんだなぁ…。と、親近感が湧きます。
ふれあいの村に来る子どもたちのように、これからのびのびと育ち、さらに大きくなることを楽しみに観察して行きたいと思います♪
多田(らん)