まずは、昨日の夕方に大豆を洗って、24時間以上水に浸しておきます。大豆は水を含んで3倍程度に膨れるので、翌日水から大豆が出ないくらいたっぷり入れることが重要です。
左の写真は、一晩水に浸して4時間以上煮込んだ大豆です。大豆は親指と小指ではさんでつぶれるくらいになればOK!後は、人肌まで冷まします。
そして、大豆を煮込んでいる間に小麦粉をフライパンなどで炒ります。炒る目安は、キツネ色くらい。小麦粉を炒っているときの香りが香ばしくてたまりません~!!!
焦げすぎないように焦げ色をつけるという、難しい作業でした。
炒り始めと炒り終わりで、まったく色が違います。このくらいまで、しっかりと焼き色を付けたら、小麦粉を炒るのは、終了!この
あとはバットに移して、人肌まで冷めるのを待ちます。
大豆が人肌くらいまで冷めたら、種麹を振りかけ、よく混ぜます。
このとき、小麦粉が人肌よりも熱いくらいだと麹菌が死んでしまいます。なので、ぬるいくらいの温度まで下げてから、種麹を振りました。
その後、温度が下がった大豆と混ぜて、濡れ布巾を敷いた「麹蓋(こうじぶた)」と呼ばれる入れ物に移します。
大豆に厚みが出ないよう、平らにならして布巾で包んだら、麹の仕込みはひとまず完了。後は、「麹室(こうじむろ)」と呼ばれる発酵部屋に入れ、明日の朝まで見守ります。
醬油作りに欠かせない、麹。初の試みですが、うまくできてくれるのでしょうか…。米糀、麦麹と悪戦苦闘しながらも作ってきましたが、この大豆の麹はどんな成長を見せてくれるのでしょうか!
乞う、ご期待!!(大瀧)