二十四節気では本日から『穀雨(こくう)』という期間に入ります。
穀雨は「さまざまな穀物を潤す雨」という意味。煙が辺り一面に広がるように雨が多くなり、植物の生長を促します。
雨は憂鬱に感じるかもしれないですが、生き物の生命活動には欠かせない要素になります。
『Japanese rose』・・・直訳すると『日本のバラ』。ヤマブキはバラ科の植物なので、このようにも呼ばれています。
黄色い花は、『ヤマブキ』。色鉛筆などの「山吹色」はこのヤマブキの黄色が由来だそうです。また、右の写真は白いヤマブキ。なので名前は『シロヤマブキ』。
違いは花弁の数。
ヤマブキは5枚で、シロヤマブキは4枚。そして、葉のつき方がヤマブキは互生(枝から1枚ずつ交互に葉がでていること)、シロヤマブキは対生(枝から2枚がペアになって葉がでていること)と、分かりやすいです。
ヤマブキ、シロヤマブキは4月末までが見頃となっていますので、見るならばあと少しの期間。ふれあいの村のヤマブキは散りかけていますが、シロヤマブキは今がチャンス!ぜひ、見学にいらしてくださいね。(大瀧)