ハクバイ、コウバイと村に段々と色がついてきました。
サンシュユ、オオイヌノフグリ、カワズサクラ、トサミズキ…たくさんの植物がふれあいの村を彩っています。シダレザクラの蕾がふくらみ、春の訪れを告げています。
春といえば――カラスのつがいが巣作りをしていました。
せっせと2羽で小枝を集め、メタセコイヤの枝の分かれ目に止まります。春の子育てに向けて、2羽で協力をしています。このつがい、とても仲がいいようで、村内を歩く時も一緒です。夫婦仲の良い姿を見ていると、こちらの心も温かくなります。
スズメの夫婦も仲良く巣作りをしています。巣材を咥えて、外敵が居ないか確認しているようです。
そんな夫婦たちを見てか、ウグイスもさえずっています。
藪から大きな鳴き声が聞こえてきています。
植物が彩る季節になると、その色彩に呼ばれたかのように鳥や昆虫たちも姿を現します。
まだ3月中旬。これからさらに村は賑やかになりそうです。(葉)(写真:吉田文雄先生)