今年もやってきました。『花粉症』。山を見ると杉の木が緑色からオレンジがかっています。事務所内でも鼻がムズムズする人が増えてきています。
村内にも杉の木が何本か植わっています。りんどう棟の裏にある杉の木は、竹と共存しています。
なんとも不思議な光景。地中ではお互いの根がうまく入り組んでいるのではないでしょうか。竹と杉といえば『せいろ』。先日行った味噌作りのキャンプでもせいろが大活躍。
せいろについて調べてみると…木の香りを出したいときは杉のせいろ。香りがあまりない方が良い。という場合は竹のせいろがオススメだそうです。
木と竹。素材は違えど、同じものを作ることができる。それぞれの特製がまた各々の良さを引き出すポイントでもある。共存しつつそれぞれの役割を果たす姿が、個性溢れる人間の姿とも重なりました。多田(らん)