白いものは黒いものより日の光を蓄積せずに反射するため、雪がある
ときはないときに比べて地面の温度が上がりません。たくさん積もった
ときは地面が見えてくるまで時間がかかりますが、少し見えてくるとあっと
いう間にとけてしまうのはそのためです。ちなみに、雪の上や周辺に黒い
ものをおいておくだけで、その周囲はとけるスピードが変わるそうですよ!
また、ここ数日は天気がよいので登山をされる方もいらっしゃいます。
高取山・仏果山は、愛川ふれあいの村から日帰りで気軽に登れる山
ですが、標高が700メートル以上あり、積雪後は立派に冬山です。
下山された方のお話によると、山頂周辺は多いところで30センチ程度
の残雪がある上に凍結していて、アイゼンやストックなどの装備がない
と危ないとのこと。気温も標高が100メートル上がるごとに0.6度違うとも
言われます。
この時期に登る場合は、防寒はもちろんのこと、低山だからと油断せずに
しっかりと雪山対策をして、登山を楽しみましょう!
梅本(チーズ)