本日は成人の日。新成人の皆さん、ご成人おめでとうございます。この成人の日は『大人になったことを自覚し、自ら生き抜こうとする青年を祝い励ます日』とされています。全国の新成人の皆さんが今日という日を迎え、これから成長していく姿を見るのが楽しみだという方も多いのではないでしょうか。
さて、そんな成人の日ですが、愛川ふれあいの村がある愛川町半原の両向地区では、『どんど焼き』を行いました。
みなさんは『どんど焼き』というものをご存知でしょうか?
小正月(1月15日)前後におこなう、正月の松飾りやしめ縄、書き初めなどを各家から持ち寄り、燃やすという、日本全国に伝わるお正月の火祭り行事のことです。
どんど焼きの火にあたったり、その残り火で、木や細い竹の先にさした団子、あるいは餅を焼いて食べると、その1年間健康でいられるなどの言い伝えもあり、無病息災・五穀豊穣(むびょうそくさい・ごこくほうじょう)を祈る民間伝承行事でもあります。
ふれあいの村では近所の方に作っていただいたお団子を持っていき、地元の方とお話をしながら無病息災を願いました。
どんど焼きの会場では地元の子どもたちも多く、せっせと燃やすための木を集めたり、お団子を真剣に焼いたりしていました。
こういった空地のような場所で『自分で火を起こす、火に触れ合う』という体験を子どもができることはとてもいいことだとも感じました。
多田(らん)