本日は快晴!早朝の気温はマイナスとなりましたが、雲一つなく陽の光がまぶしく、また暖かく感じる一日でした。そんな本日は、愛川ふれあいの村に登山口がある『高取山』と、尾根をつたってお隣の『仏果山』へ職員で登山に行きました。
ふれあいの村の利用団体が一番多くおこなうアクティビティが『登山』。年間で多くの方が登る山が安全であるかどうか、倒木がないかなどの確認のために登りました。
昨年10月に2週連続で起きた台風の影響により、登山道が一部崩落していた高取山。その後修復されましたが、さらに最近はどうなっているか現状確認もおこないました。
若干削れていたものの、その後修繕していただき通常通り通れるようになりました。
途中休憩をはさみながら登っていくと、高取山山頂付近に植物の『シモバシラ』の群生地が!!氷の華ともいわれているシモバシラ。美しい花をあちこちに咲かせていました。(シモバシラについて→詳しくはコチラ)
地面を持ち上げてできる霜柱も10cm程のものがあちこに見られました。山頂に近付くにつれて空気が冷たくなり、気温も下がっているように感じます。汗をかいている分、立ち止まると体が冷えてきます。
そして、山頂へ!標高705mの高取山。寒さも吹っ飛んでしまうほどの美しい景色!!展望台にのぼり、360度絶景が広がっています。南の方向には宮ケ瀬湖や丹沢山系。北の方向にはスカイツリー。他にもランドマークタワーや、相模湾も見えました。空気が澄んでいる冬場は遠くまで見えます。
高取山から仏果山へ向かう尾根を歩いていると、途中にたくさん穴の開いた木や、木のくぼみにたまった水が凍ったところなど、美しい自然にもたくさんふれました。
時折動物の足跡も!そんな色々な発見をしながら楽しく歩いていると、標高747mの仏果山山頂に到着。山頂からは江の島も見ることができました。
仏果山下山中にもシモバシラの群生地がありました。さまざまな条件が揃わないと見ることができない自然現象に、感無量。それぞれの山から見える愛川町も、改めて素敵な場所だなぁ~と、感じました。
無事に下山し、安全もしっかりと確認。大きな異常はありませんでした。高取山~仏果山登山はトータル約5時間かかりました。(昼食・休憩時間含む)
寒い日にはシモバシラの群生をみることができ、空気が澄んでいて景色が良く見えるこの時期に、是非登山へいらして下さいね。その際は、一度窓口にお立ち寄りいただき、ご記帳をお願いします。
多田(らん)