朝日がのぼり、霜で一面真っ白な芝がキラキラと輝いています。歩くと「サクサク」という音が、村内に鳴り響きます。
落ち葉も真っ白。霜柱も立ち、どこを見渡しても白い景色が広がります。
多くの人を楽しませてくれた、色とりどりの葉も散り、所々に落ち葉のじゅうたんが敷き詰められています。歩いていると「くしゃくしゃ」誰もいない村内で、普段は気付かない音が耳に入ってきます。
栗の木広場では、イノシシと、シカの糞も発見。子どもたちに代わり、ひっそりと遊びに来ているようです。
上を見上げると青空が広がり、なんだか寂しくもあり、清々しい気分にもなります。
葉の落ちた木も天高くのび、また来年に新しい葉をつけるために休んでいるようです。
そんな木を見上げると、鳥の巣を発見。葉が生い茂っている時には気付かないことに、気付くことができるのも、冬の楽しみのひとつでもあります。
いつも多くの人で賑わっている村内。たまには静寂な村内で、普段気付かぬ音や匂いや景色を見つけてみるのもいいですね。多田(らん)