12月になると、4時半ごろには日が落ちます。5時ごろに炊事倉庫の点検に行くため事務所を出ると、外には綺麗な星空が広がっていました。炊事倉庫まで村内を登ると周りの明かりが減り、より夜空が綺麗に見えてきました。夏や秋とは違った、しんとした中空を見上げていると何だか安心した気持になります。
今日は鹿の声も聞く事が出来ました。「キュイー」と可愛らしい声で鳴いていたのですが、かなり近くで、カサカサ!っと音も聞こえたので少しびっくりしました。茂みの奥だったため姿を見る事はできませんでしたが、次は望遠鏡を持っていき見つけられたら良いなと思いました。写真の角は、去年4月に利用者さんが村内で見つけた角で、現在は管理棟の受付に展示してあります。つい手に取り、鹿が見れますようにと祈ってしまいました。
だいぶ長い時間外に出ていたので、身体が冷えてしまいました。みなさん、星空観察・夜の自然観察をするときは、十分温かい服装で外に出るようにしてくださいね。天野あまがき