森のようちえん2日目となりました!
朝は池が凍るほどに冷え込んでいました。氷の花や、池の氷をみて子どもたちは朝から嬉しそう。「葉っぱが凍ってる!」と冷たい葉っぱを大切に持ってきた子もいました。
昨日の夜のたんけんもとっても寒かったのですが、その寒さもへっちゃらなほど空の星が綺麗でした。やはり12月。朝晩は特に冷え込みます。
みんなで行ったアウトドアクッキングでは「心も体もあったかシチュー」を作りました。具材の中には旬の野菜のだいこんやホウレン草が入っているシチュー。
「だいこんってシチューに入れるんだ」とお母さんから驚きの声がありました。
小さい手で包丁を持って子どもたちは材料を切ることに挑戦です!お父さんとお母さんもヒヤヒヤしながら見守ります。子どもたちのやりたい!と言う気持ちに沿って、サポートをしていました。
子ども達は切る事を、大人たちはそのサポートを頑張り、材料を切り終えたら、火をつけて煮込みます。「薪は縦に置くんだよ」と、火係りのお父さんのアドバイスをもらいながら子どもたちも薪をくべることに挑戦しました。
シチューを煮込んでいる間に、子どもたちは食堂へパンやお皿、スプーンを取りに行きました。
食べている最中は大きな雲が太陽を隠してしまいました。
「寒いね」
「でもシチューがあったかいよ」なんていう声も。
毎回恒例となってきたお父さんのバケツリレー。子どもたち役割(子どもたちには「特別任務」と言っています)であるお皿洗いをする場所を作ります。
子どもたちはそこで食器を洗って、お母さんたちにすすいでもらいます。
子どもたちは子どもたちの役割を果たしたら、のあそびへ!!
短い時間でも体いっぱい時間いっぱい使って子どもたちはのあそびをしました。
誰かが始めた落ち葉集め。たくさんの落ち葉を一カ所に集めていきます。子どもたちもだんだん増えてきて、落ち葉プールになりました。「誰か入らない?」と、どこからか声がしました。
その声に反応して「ぼく、落ち葉に埋まりたい」と、お友達に落ち葉をかけてもらっている子がいました。気がついたら他の子も、スタッフも落ち葉の中へ!
女の子がそう言ってみんなを案内したのは山野草園。
「このはっぱをね、こすると音がするんだよ」
と実際にやってみると、他のお友達もやりはじめます。これで森のようちえん音楽隊の出来上がり。
「他の葉っぱや木の枝と擦っても音がする!!!」と発見した男の子はおおはしゃぎ。そこかしこの木や葉っぱに音のするはっぱを擦りつけます。「すごい!」と、たくさんの発見がありました。
小さな斜面を見つけた子どもたち。斜面の高い方にいきなり座り込んだと思ったら寝転んで、そのまま低い方へと転がり落ちます。
その様子を見た他のお友達も斜面からごろごろと転がり落ちます。
髪の毛に落ち葉が付いたって、気にしない。
それどころか「お母さんに見せたいから、取らないで」と言う子も。
外で遊ぶと洋服に泥がついてしまったり、髪の毛にたくさん葉っぱがついてしまっても、子どもたちにとってはたくさん遊んだ勲章になるのです。
パンパンになった宝物袋のように、キラキラした思い出がたくさん詰まっていると思います。
また親子で村に遊びに来てくださいね。
もし村が遠ければ近所の公園や小さな小山など、自然沢山の場所へたんけんしに行ってみてください。たくさんの発見が出来ると思います。
ご参加いただいたみなさま、2日間、ありがとうございました。(葉)