宿泊利用があったロッジの点検が終わり、村内を歩いていると木の周りに蜘蛛の糸が巻きつかれているのを発見しました。朝日に照らされてキラキラ光っています。
注意深く観察した事は無かったのですが、良く見てみると地面から私の背の高さまで、まんべんなく蜘蛛の糸が木の周りを覆っていました。残念ながら、その蜘蛛は見つける事ができませんでしたが、おそらくハグモの仲間ではないかと思われます。
蜘蛛探しをしている間に、クロヒメツノカメムシとカネムシ(♀)も発見しました。クロヒメツノカメムシは最初その場でじっとしていたのですが、途中で私に気付いたのか身体をこちらに向け、警戒させていました。一方カネムシはコケについた露をなめており、こちらに気付かないほど集中していました。
愛川ふれあいの村の職員になり、8か月を迎えようとしていますが。今回発見した虫はどちらも初めて見た物で、まだまだ知らない事があるんだなと感じ、「次はどんな生き物を見つけられるのだろう」と、まるで「自分だけの生き物図鑑」を埋めていくような感覚になりました。
皆さんも、是非自然の中で生き物探しをしてみてください。新しい発見をした時のワクワクは最高ですよ。天野(あまがき)