本日は肌寒い1日となりました。雨は降ったりやんだり。吐息は白く、まるで冬になったような気候です。それでも子どもたちは元気いっぱい!雨がパラつく中でも、カッパを着て、傘をさして、元気よく活動をしていました。
オリエンテーリングをやっていた子どもたち。村内の地図を片手に、チェックポイントを探します。チェックポイントには問題があり、その解答をシートに書きます。班ごとにいくつ回って、いくつ正解できるか!?子どもたちは必死に歩き回っていました。
村内を歩いていると、班の子どもたちに出会い、「こんにちは!このポイントはどこにありますか?」と聞かれました。いつも村内を歩いていると、よくあることです。
答えを教えるのは簡単ですが、『考えること』が無くなってしまうと、班の仲間と相談しあうこともなくなってしまう。「どこだろう?」「どっちにいく?」そんな一言でコミュニケーションが始まります。
「まずは今自分たちがいる所はどこかな?」今日私が子どもたちに伝えた言葉はそれだけ。そこから「今どこだろう?」「あの建物は地図のこれじゃない?」そんな会話が始まりました。ちょっとしたきっかけで子どもたちはしっかり考えるものです。
ついつい、あれこれヒントを伝えたくなる気持ちをぐっと抑え伝える言葉は、どのように選び、どのように伝えるかはいつも悩みが尽きません。しかし、その時に悩み、どうしたらよいのか考えるのも楽しみの1つでもあります。
子どもの成長や発見、気づきのためにどういった声掛けをしたら良いか、どういった行動をしたら良いか、楽しい悩みは尽きそうにありません♪多田(らん)