その正体は『ジョロウグモ』。メスは背の青と黄色の縞模様が目立ち、お腹は真っ赤な模様が目立ちます。とても長い脚でゆっくりと大きな巣の上を歩いていきます。オスはメスよりも半分以下の身体の大きさ。とても小さいのです。巣の真ん中で構えているメスと違い、オスは端っこで静かに過ごしています。
巣の横糸は、黄色いので光が当たると金色にキラキラ光ります。通常のクモの巣とは違って、一面だけではなく、何面にもなっていて、とても複雑な構造になっています。
エサとなる虫が巣にかかると、どこにかかったかを、自身の足で巣を振動させてどこにひっかかっているかを調べます。時にはセミやハチといった、自分の身体より大きな虫を食べることもあります。
村内あちこちにジョロウグモの巣があります。体がとても大きく、色もカラフルで目立つので発見しやすいです。大体がオスとメスが一緒に暮らしている姿を見れますので、是非体の大きさの違いを見てみてくださいね♪
多田(らん)