愛川ふれあいの村には多くの木が植わっています。種類で言うと、約80種類!その中には、実を付ける樹木もあります。
この時期はヤマボウシやザクロ、ヒメリンゴ、クリなどが実をつけています。熟すのはまだまだこれから。
当施設では基本的には人の手を加えていないので市場で出回っているようなおいしい実はなりませんが、見ている分には立派な実が出来ます。樹木は昆虫や風などの自然の力だけで受粉をしているのですから、それだけでも実を付けることは立派ですね。
熟しておいしい実を成らすには、時間も人の手間、愛情が必要です。それは、きっと教育にも通じている事なのではないかと思います。ふれあいの村を利用する子どもたちだけではなく、指導者の方々にも同じことが言えます。
村のルールについては私たち職員だけが知っていては、まったく意味のないルールになってしまいます。
ですので、最初は利用の方法を知らない代表者、指導者の方には利用の手引きや事前の利用打ち合わせ会などで使い方、ルールを知ってもらいます。
子どもたちには入村式で「楽しく」「おもしろく」使い方やルールを説明するようにしています。そしてそこで伝えきれなかった細かいルールは、指導者の皆さんから子どもたちに伝えてもらっています。
愛川ふれあいの村は「子どものための教育施設」だけではありません。
「指導者、大人のための教育施設」でもあります。
「指導者、大人のための教育施設」でもあります。
私たち職員も、団体の皆さまから教わることがありますので、私たち職員にとっても成長の場であります。
ただの「活動の場所」「練習場所」「宿泊する場所」としてではなく、人が育つような場所としてお考えいただけると、さらに活動の幅が広がり、深まるのではないでしょうか。当施設は利用されるみなさんが気持ちよく楽しい活動が出来るようにルールを設けております。
混雑する夏休み期間中は大変込み合うため少しだけルールが変わっています。
多くの方には、ご理解とご協力を頂いており、感謝しております。
団体のみなさんと共に愛川ふれあいの村を、今後もよりよい青少年施設として機能さていきたいなぁと、青い実を見て思いました。(葉)