セミは夕方頃から木に登り始め、ぶら下がれるところに到着したら、殻を破って羽化(うか)します。
殻を破って翅(はね)を乾かすまでの一連の動きはとてもゆっくりなのですが、そのスピードだからこそ、命の尊さや神秘さを感じます。
昨年の今頃とセミの出ている数を比べると、今年は少ないように感じます。これからどんどん出てくるのでしょうか。
ちなみに、昨年はかわせみ棟前のメタセコイアの木やしらかば3の前のカキの木に鈴なりのようにいっぱいセミがいました。運がいいと、ちょうど羽化しているところや、翅を乾かしているところを見ることができます。
夕方、木に登っているセミを見つけたら、少しの間、観察をしてみてください。セミの姿に感動するかもしれませんよ。(大瀧)