ジメジメした日が続き、太陽が恋しい今日この頃。学校もそろそろ夏休みに入るところが多いのではないでしょうか。早く梅雨が明けて、抜けるような青空を見たいですね。
そんな中、カツラの木の葉の裏にカメムシがいました。その名も「エサキモンキツノカメムシ」。ハートを背中に持っているかわいいカメムシです。
オスもメスも背中にハートを持っていますが、オスが黄色、メスは黄色のハートマークを持っています。
右の写真は産んだ卵を必死に守っているところです。雨から守るために葉に足を食いこませたり、外敵が来たら羽をはばたかせて威嚇します。
しかし、左上の写真と違うところがあり、真ん中あたりの卵が緑色ではなく、茶色になっています。これは、他の虫に寄生されてしまった卵の色。なんの虫に寄生されてしまったのでしょうか。
自然界は厳しいですね。けれども、大切に卵を守る姿や気持ちはきっと人間と同じなのでしょう。
この卵が無事に孵るよう、祈るばかりです。（大瀧）
