愛川ふれあいの村では多種多様のクラフト(工作)を用意しております。
室内で出来る活動ですので、梅雨時期はクラフト活動を行う団体も少なくありません。
様々なクラフトのうちの一つ、木のスプーンフォークの「柄」について紹介します。
スプーンやフォークの柄は、愛川ふれあいの村で倒木したり、剪定した「サクラの枝」を使っています。太さや細さはまちまちですが立派に育った樹木の枝を利用しているので全体的にしっかりとしています。職員がサクラの木の趣を残しながら、握りにくいような「でっぱり」や、「粗い断面」を綺麗にしています。
持つ部分をきれいにした後は、スプーンやフォークの金具を入れるための穴をドリルで空けます。こちらも一つ一つ手作業で行っています。「作るのは時間が掛かるけど、80本なんてすぐになくなっちゃうなぁ」と、作っている職員が笑いながら話していました。
利用者のみなさんが素敵なスプーンフォークが作れるようにと丹精込めて、ひとつひとつの柄を整えています。みなさんがさらに手を加えて下さることで、同じものがひとつとしてない、世界でひとつだけのスプーンが完成します。
各300円で木のスプーン、フォークが作れます。団体利用でも家族利用でも体験することが出来ますよ。是非作ってみて下さい。(葉)