今日は朝から雨が降り続いています。
切れ間もなく、しとしとと降る雨の影響で高取山は厚い雲と霧に覆われ、姿を隠しています。
「梅雨」に梅の文字がつかわれるのは、梅の実がなるころに雨が降るためだそうです。
村の実は私たちが育てているわけではなく、自然と実ったものです。なので、村のウメの実の数は少なく、よく探さないと葉の色と同化しているので見つかりません。
他にも実を付ける樹木は村にたくさんあります。人が食べられるものから、食べられない物まで、様々です。年ごとによって実の成りの変動があり、それは花粉を運んでいる昆虫の生活と関連があります。
昆虫たちの働きによって実ったカキやスモモは、昆虫や鳥類のごはんとなります。夏本番ではその実に群がっている姿を見ることが出来るかもしれません。梅雨は趣があり、樹木に瑞々しさを与えてくれます。そのあとにやってくる夏本番も楽しみですね。(葉)