本日、主催事業『親子でダッチオーブンクッキング』を開催しました。あいにくな天気となってしまいましたが、前日に準備した大きなタープの下、20家族69名のみなさんがクッキングを楽しみました!
ダッチオーブンは鉄でできた分厚い鍋で“煮込む”“焼く”“蒸す”“燻す”“揚げる”なんでもこなす魔法の鍋です。今回はその中から、ダッチオーブンのメイン機能“焼く(オーブン)”を使う『まんまるパン』、圧力を使って“煮込む”『ビーフシチュー』を、2~3家族ずつに分かれた各班で挑戦しました。
アウトドアクッキングは、役割分担やチームワークが大切です。今回は班の中で「調理係」と「火起こし係」に役割を分担し、レクチャーを受けてクッキング開始です。火起こし係の仕事は大きく分けて2つ。『ビーフシチュー』用の薪の火起こしと、『パン』用の炭火起こしです。
シチュー用の火起こしでは、お父さんと男の子が率先して薪を組み、火の番をしてくれました。炭火起こしでは、チムニー(煙突)スターターという煙突効果を利用した道具を使った
ため、ほうっておくだけで真っ赤な炭火が出来上がりました!
下準備とパンの生地作りを担当しました。シチューの準備では、材料を切りダッチオーブンで煮込んでいきます。途中、中の様子を覗いてみると、蒸気と共に良い香りが広がります。「おいしそう!」「良い匂い!」と色んな感想が聞こえてきました。パン生地は表面がつるつるになるまで良くこねます。発酵して膨らんだ生地を手に取った子どもたちからは「気持ちいい~♪」という声が上がりました!
パンは表面がきつね色に焼けたら、ビーフシチューは最後に味を調えてできあがり。さめないうちに、さっそく班のみんなでいただきます!「パンおいしー!」「みんなで作るとおいしいね!」など、満足そうな顔が印象的でした。持っていると料理の幅が広がる「ダッチオーブン」。
これからの季節、キャンプに行かれる方も多いかと思います。興味を持った方は、ご家族・友人とキャンプやバーベキューに行かれる際、ダッチオーブン料理に挑戦してみてはいかがですか。
天野(あまぐり)・梅本(チーズ)