年度の始まりの4月は『新』がつく言葉が多いですね。新学年、新入生、新社会人、新年度…。
愛川ふれあいの村にも、新年度が始まってから新学年の子どもたちが泊まりに来ています。その姿は新芽の様に、初々しくも感じます。
満開だったしだれ桜も散り、新葉が出てきました。ピンク一色から、若草色一色に変わりつつあります。
『しらかば』も新葉が出てきました。新葉は柔らかく、薄く、潤いがたくさん。生まれたてのものは、人も葉も瑞々しい!!
秋になると紅葉を楽しませてくれる『イチョウ』も、新葉が出てきています。形は小さくてもイチョウ型。日の光が透けるほどの薄さです。
『イロハモミジ』も同じく日の光が透けて美しく、葉の大きさは小さく赤ちゃんの様。イチョウもイロハモミジも、紅葉した姿が人気ですが、今の透明感あふれある葉も魅力的です。
満開の『ミツバツツジ』にも、花に紛れて新葉が顔を出してきました。花が散り始めると、葉が顔を出す。植物はよくできているなぁ~としみじみ…。
集会室裏の『スイセン』もたくさん花咲き始めました。虫も蜜を吸いにやってきています。花は、虫を誘い出すために、甘い香りがあるともいわれています。甘い香りには人も虫も誘われてしまうんですね~。
『春モミジ』も初々しい葉が顔を出してきました。横には満開となった『ヤマブキ』も!
ヤマブキの花は鮮やかで、道行く人の足が思わず止まってしまうほど。見ているだけで元気をもらう明るい色です。
村内の景色も新葉で全体が色づいてきました。この若草色の葉は、春にしか見ることができません。
初々しい葉が春風に吹かれ、ゆらゆらと揺れて日に日に成長していく姿を、子どもたちの姿と重ね合わせ見守っていきたと思います。多田(らん)