集会室の裏にある芝の斜面。おととし植えたスイセンが、一列に並び可愛らしい花が咲き始めています。近くを通ると香りを感じるほど強い香りがします。
体育館裏から、りんどう棟の前の坂道を歩いて上るとまず目に入るのが『レンギョウ』の花。鮮やかな黄色の花がたくさん咲いています。
レンギョウの隣には『ボケ』が咲いています。ちょっと変わった名前の由来は、木に実る果実が瓜(うり)に似ていることから【木瓜(もけ)】と呼ばれ、言葉がなまり【ボケ】といわれるようになったそうです。
そんなボケは赤と白の花が同時に咲いており、なんとも不思議で美しい姿でもあります。
そんなボケの隣には『カイドウ』が咲いています。カイドウの花言葉には【温和】【妖艶】【美人の眠り】といった、花咲く姿そのものを表しているような言葉がついています。桜と同じ、バラ科で姿や色も似ている気がします。
さらに坂道を上っていくと、満開の『ミツバツツジ』の姿があります。紅紫色(こうししょく)の花は美しく、利用者さんも足を止めて見入ってしまうほど。「とってもキレイね~!凄く素敵!」と、大絶賛をいただきました。
さらにさらに坂道を上っていくと、野外集会場があります。集会場を囲うように咲く『ソメイヨシノ』が散り始め、一面桜のじゅうたんの様になっています。桜のじゅうたんの上に立つと、上からはハラハラと桜吹雪が舞い、幻想的な空間に心躍ります。
そして、村内の一番上、野外炊事場には『大島桜』が満開になっています!白色の花が特徴の大島桜。伊豆大島にある大島桜は樹齢が推定800年もし、特別天然記念物に指定もされています。
皆さんも、愛川ふれあいの村にお越しの際は、甘い香りに誘われてさまざまな花々をご覧いただけたらと思います。多田(らん)