本日は関東甲信越青少年教育施設協議会の青年部の皆さまが
高取山登山にいらっしゃいました!
大雪が降ってから、10日が経ちましたがいまだに村内の雪は解けきりません。
村よりも標高の高い高取山も、雪が残っています。
登山道は、雪で隠されてしまっていましたが、先に登った人が居るようで、足跡をたどっていったそうです。
雪が陽の暖かさで一度溶けて、朝晩に冷やされて固まって歩けると思いきや、突然柔らかい場所に出て、足がスコーンとハマってしまうことも…。一番深い所で腰まで埋まってしまいました!
動物の足跡も、くっきりと残っていました。
特にシカの足跡がたくさんありました。
170㎝のシカ柵は普通に歩いてくぐれるのですが、雪の影響でまたげるようになっていました…。
シカ柵がハードルのようにも見えるほど、雪に埋まっています。単純計算で、積雪は150cm。大雪のすごさがよくわかります。大雪の影響はシカ柵だけでなく、木々にも出ていました。雪の重さで枝が折れてしまったところもありました。幸い、道を妨げるような倒木はありませんでした。
ヒノキ林が一番厳しく、山頂付近は斜面として急だったそうです。
息を切らしながら、そこを抜けると、頂上からの風景は絶景!!
普段は見られない景色が眼下に広がっていました。
大雪が降ったからこそ見られる白い風景。
大雪が降ったからこそ、登山道が分からなくなってしまったり、
滑落をしてしまったりする危険もあります。
自然の美しさと厳しさを持ち合わせた高取山の雪は、まだまだ、とけなさそうです。(葉)