暖かな日差しを受け、白梅も嬉しそうに花を咲かせています。
大雪の日から9日が経ちました。村内にはまだまだ雪が残っていますが、建物の屋根の雪が日差しで解け、屋根の端からは雪解け水が雫となって落ちていました。
先週の雪が日差しで解け、たくさんの水が雫となって、1粒1粒キラキラと光ります。
落ちる最後の最後まで、屋根の端から落ちないようにしがみついてるように見え、落ちないで!と、つい言いたくなります。
しかし落ちているのは、ほんの一瞬。
屋根の軒下から雫を覗くと、まんまるの形となって落ちます。
一度にたくさん雫が落ちる瞬間もあれば、少ししか雫が落ちない瞬間もあり、一瞬一瞬のタイミングがいろんな雫の顔を見せてくれます。
毎日が同じような「1日」でも、「同じ日」なんてないのでしょうね。雪解け水に一瞬の素晴らしさを教えられた気がしました。
これから気温が少しずつ上がり、雪もどんどん解けていくことでしょう。ぜひ、雫の落ちる瞬間をじっくりと観察してみてはいかがでしょうか。(大瀧)