春の季節を感じさせる暖かな陽気となり、グラウンドではスポーツ活動、村内フィールドではディスクゴルフ等元気な活動が展開されていました。炊事場の上、テントサイト周辺では、森の保全活動を兼ねた、かながわ森林インストラクターの会森林部会による、「チェーンソーを使用した大径木の間伐講習会」を実施しました。
講師として招いた、丹沢で保全活動をしている団体の方に9時30分から15時30分の間、間伐作業の際の安全や様々な状況に合わせた間伐の技を学びました。
さて、講習会では、間伐の実際を展開しましたが、間伐する杉の直径は30センチを超す太さのため、森の中は、チェーンソーのエンジン音と木が倒れる震動等普段では感じられない賑やかさとなりました。
講師・スタッフを含め22名のストレッチ。先ずは体をほぐして間伐実際を展開していき(写真左)、安全に木が倒れるよう間伐する木にロープを掛けます(写真中央)。その後、チェーンソーを使うので脚部を守るためチャップスというものを装着します(写真右)。
準備が整ったら、早速講習開始です。図を使ってどのように間伐を行うのか説明を聞き(写真左)、実際に体験していきます(写真中央と右)。
講習会参加者の皆さんの顔は真剣そのもの。実際に自分で体験し、現場での間伐の仕方を習得していました。
実際に間伐を行って切り倒した木は、3mに切り分け、斜面の土留めに使用予定です。テントサイト周辺は、杉が大きく成長し、日中でも陽が差し込まず、近年では「ヒル」が発生する森となっていました。今回の講習を通して、活動しやすいフィールドに変わればと期待しています。(加藤)