今日は『NPO法人国際自然大学校のフロンティアコース』の皆さんが1泊2日のキャンプをしに来ました。小学3~6年生の元気いっぱいの子どもたち。同じ班、同じメンバーと1年間で全6回の活動があり、今回はその内の4回目です。
「生き抜け!サバイバルキャンプ~実践編~」と、いうことで愛川ふれあいの村に意気込んで到着した約100人の子どもたちとスタッフ!到着して早速お昼ごはん♪班ごとに和気あいあいとごはんを食べます。
ごはんを食べたら、自由時間!子どもも大人も全力疾走。たくさん遊んだあとは、テーマソングの『がんがん♪』を大声で元気いっぱいに歌い、テント設営をおこないます。
まずは説明を受ける子どもたち。真剣にメモを取る子や「なるほどね!だからこうなるのか~」と、原理原則を理解しながら真剣にレクチャーを受けます。それから班のみんなで協力をしてテント設営!役割分担をしながら全班設営することができました。
ただ…このテント設営でサバイバルな内容があり、テントをたてるタイムによって2日間野外炊事で使えるマッチの本数が決まるります。30分以内は15本。30分~45分以内は10本。それ以上は5本!なんと過酷な課題でしょう…。
ただ、そういったサバイバルの状況は子どもたちに火をつけます。どう役割分担をしたらよいのか。どう段取りを組んだらよいのか。子どもたちが自ら考え、行動するきっかけにもなりました。
各班のマッチの本数も決まり、夜ごはん作り♪カレーライスを作ります。実は、第2回の活動でも1泊2日のキャンプでカレーライスを作った子どもたち。今回は2回目のカレーライスということで、前回よりレベルアップしたチーム力で挑みます。
それぞれの班が前回の反省を活かすと同時に、こだわりを持ったカレーライス作りをしました。「にんじんをオシャレに切る!」と、形にこだわりを持った班や「細かく切って、火を通りやすくする!」と、工夫を凝らしている班もありました。
こだわりを持って作ったカレーライスは、互いの班で食べ合う「立食パーティー」もおこないました。こうして、自分の班のこだわりを他の班にアピールことで、班の団結力も作る過程で高まります。また、その成果や今後の課題も班が団結する、良いきっかけとなりました。
食べ終わった後は、協力をして片付け。本部スタッフが洗ったものを厳しくチェックします!1回でOKをもらえる班。出直しが必要な班。これもまたチーム力アップに大切なこと。
班のみんなで責任を持ってやる。「がんばろう!」「手伝うよ!」「もっとキレイにしよう!」という、お互いの声掛けも、仲間だからこそ支え合い、高め合える関係だと思いました。
夜はキャンドルファイヤーで大盛り上がり!「仲間集まり」のゲームではお題に対し、同じ仲間と集まります。「誕生日の日付であつまれ~!」というお題では大混乱!「好きな麺の種類であつまれ~!」では、ラーメンが一番人気。そばが大好き!なんて渋い子もいて、みんなの意外な一面が見れるところもありました。
最後は1日のふりかえりをします。「友達の普段は見れない、意外な一面があった。」「いっぱい助けてもらった。」と、仲間の良い所や意外なところを1日でたくさん見つけた様子。つねに笑いのたえないフロンティアコースの子どもたち。1つの山を仲間と乗り越えるたびに、チーム力がアップしていきます。
雨の中のテント泊も仲間と一緒なら楽しそう。テントからは笑い声が聞こえてきます。ただ、明日も早いから早く寝るんだよ~♪おやすみなさい。多田(らん)