本日の天気は晴れ。気温は動くと少し汗ばむぐらい。太陽の光が木の葉を透かし、むき出した土の地面に陰影をつけていました。
10月ともなるのに、セミの声が耳に届きます。そんななか、年中・年長さんとその家族を対象とした主催事業『あいかわ森のようちえん』が始まりました。
集合時間よりも早く到着した親子が数組。気が付いたら子どもたちは見付けたカマキリに夢中で、すっかり仲良し。
「カマキリ見つけたよ!」「次は僕がもちたい」「はい、どうぞ」
そんな声がさっそく聞こえていました。集合時間になったらであいのゲームをし、お弁当を食べます。その後、親子で「のあそび」へ出発!
子どもたちは「クリ」や「キノコ」「木の棒」「コオロギ」「赤い葉っぱ」「緑のはっぱ」などを見付けては大喜び。
「ねぇねぇ、こんなの見付けたよ!」と報告をしてくれます。
時には「木の棒」は「電車」や「踏切」になります。
長い木の棒二本を二人で持ってその間に乗客が乗ります。
「出発しまーす。緑のはっぱがチケットで~す」
乗客は、お友達、お父さん、お母さん、スタッフ。
「はい、お願いします」。
実際に線路はありませんが、電車に乗ってみるとなんとなく線路が見えてきます。そうして電車に乗り込むと、その先には木の棒を手に持って待ち構えている踏切がありました。
「カンカンカンカン…」電車はそこで踏切がひらくのを待ちます。
「はいどうぞー」踏切が開くと同時にアナウンス。
「では出発しまーす」。
他にもいろいろな遊びがありました。
秋なのでキノコがたくさん。ひたすらキノコを集めている子がいました。
「これ、触ってみて。」と、2種類のキノコを持ってきて「柔らかいキノコと堅いキノコがあったんだよ。」と、教えてくれました。
木に登ったり、木の実を拾って嗅いでみたり、割ってみたり…親子で自然の中での遊びを楽しみました。
途中で、子どもチームと大人チームに分かれて活動をしました。
大人たちはまったりカフェタイム。カフェタイムでは、森のようちえんや子育てについて、語りました。
子どもたちは山の中へ、探検へ!綺麗な色の葉っぱや、木の棒を発見。「幻の石」を探しに山の中を突き進みます。クモの巣を切り、倒れた木々をくぐりました。
「幻の石」を見つけた後は、その近くにあった自分たちよりも高い土手を登り、滑り降りました。洋服は泥だらけだけど、戻ってきたときには満面の笑み!
その後は泥だらけの体をお風呂に入ってきれいにしました。これからご飯を食べて、ナイトアクティビティに備えます。夜の森たんけん、いってきます!(葉)