まずは、花の蜜を吸う「ミツバチ」。蜜を吸っているときのミツバチを正面から見る機会は滅多にないのではないでしょうか。
蜜を夢中になって吸っている姿は何とも可愛らしいです。たくさんの花の蜜をすっていいるから、ハチは昆虫の中でもきっと美食家が多いのでは?と思ってしまいます。どれが1番おいしいのでしょうか。
そして、周りを見渡してみると、今度は光沢のある緑色をした「ヒメコガネ」がいました。彼らもハチと一緒で蜜を吸いに来ていたみたいです。蜜を探してあっちへ行ったりこっちへ来たり…、と忙しなく動き回っていました。
最後は、「クロアナバチ」。クロアナバチはツユムシやウマオイの仲間を毒針で麻酔をかけて狩り、地面に掘った穴に運び込むという特徴を持っています。巣に引き込んだ後は、その昆虫に産卵するという珍しい生態。孵化後は、昆虫の 死骸が幼虫の食料となるそうです。ハチはハチでも、種によって全く違うので、とても興味深いですね。
たった数時間だけでも、たくさんの昆虫が見れました。これからどんどん秋が深まり、涼しくなって外出もしやすくなると思うので、昆虫探しに行かれてみてはどうでしょうか?(大瀧)