夏はセミの羽化した後の抜け殻をよく目にします。今日も「セミの抜け殻発見!」と思ったら、なんだか抜け殻の色が濃い…。抜け殻の背中部分を見てみると、羽化できなかったセミが中にいました。
昆虫は脱皮や羽化の最中、大変なストレス下にあるとされていて、触れたり震動を与えると死ぬとすら言われています。このセミもストレスがかかり過ぎて、羽化に失敗してしまったのでしょうか…。村内でたくさんのセミの抜け殻を見ていますが、それはセミが命を懸けて羽化した、「成虫になった」証なんですね。
セミが羽化してからの寿命は短いと言われていますが、一生懸命に羽化して成虫になったのですから、寿命が尽きるまで精一杯生きてほしいですね。(大瀧)