本日、出勤をしたところイチョウの木の色が少し変化しておりました。
早く黄葉しないかなぁ~と、思っていましたが、今のままでも美しい風景です。
(写真の左側の並木がイチョウ。右側の中央に映っている紅葉は、ナツツバキです。)
さて、本日のブログでは実りの秋!ということでカリンの実が付いていたので紹介したいと思います。愛川ふれあいの村の管理棟前のフジ棚の側に一本、カリンの木があります。まだ青い実ですが、これから黄色に変化していきます。その実は芳香があり、砂糖漬けにしたりジャムにしたりします。
このカリン、中国からやってきましたが、渡来時期は不明。(調べてみると江戸時代、平安時代だったりとさまざま…)中国では昔から漢方薬として使われていたそうです。
そしてこのカリンは、「マルメロ」という果実と似ていたため長野県諏訪地方ではマルメロをカリンと間違えて導入。いまでもそれが続いているそうですよ。違いは幹(カリンはつるつるで樹皮がはがれる、マルメロは剥がれない。)や実の形(カリンは卵型、マルメロは洋ナシ型)なので比較してみるとよく分かると思います。
それにしても、「マルメロ」という響きは、卵の殻をかぶった黒いヒヨコを連想させる名前です・・。(葉)