濃淡、かすれ、にじみ・・・黒と白の世界に、様々な表現を感じさせる水墨画。
雨が降り、霞掛かったふれあいの村。山と木々の黒い陰影と白い霧により、ファインダーで切り取られた景色は、さながら水墨画の展覧会会場のようです。
いつもの彩られた村の景色と違い、少ない色のわびしさやもの悲しさが漂います。しかし、その静けさに美しさを感じさせるのは今も昔も変わらないのかもしれません。カメラのシャッターをきる。水墨画でその美しさをとどめようとした昔の人の気持ちを感じつつ・・・。 林田(まぁぼ)