まず始めに門松に使用する
ワラを揃えていきます。
揃えたら3ヶ所を縄で結びます。
縄は下から7重、5重、3重と
7・5・3になるように巻いていきます。
縄が巻けたら、ワラの上の部分を
編みこんでいきます。
全て編み込めたら余分な部分をカットし、
下の部分を折り返せば完成です。
次は竹の準備。
竹を切るところから始まります。
頭の部分を斜めに切り、
足を揃えて3本縛り付けます。
実はこの丈の長さも7:5:3の割合なのです。
竹を砂利でしっかりと固定したら、松で仕上げの飾りつけです。
南天も添え、立派な門松の完成です。
完成したものを事務所前に運び、飾りました。
「松は千歳を契り、竹は万代を契る」という諺があるそうで、
一般の門松に松と竹が使われるのは、
神の宿る場所(依代(よりしろ))が永遠に続くことを願っての
組み合わせだそうです。
利用者も神様も気持ちよく宿っていただくために、
今年最後まで精を尽くし、新しい年を迎えたいと思います。
門松は1月上旬までに事務所前にありますので、是非ご覧ください。(多田・らん)
※12月28日~1月4日は休所日です。