朝一番に、村内を見回ってみるとトウカエデの木が、野外炊事場へ向かう道を塞いでいました。これでは通行の妨げになるという事で、村の職員総出で倒木をどかしました。トウカエデだけではなく、色々な木の枝が落ちていたり、幹から折れていたり、道が葉っぱで埋め尽くされていたり…。一夜あけて台風の威力を実感。
たくさん実ったギンナンの実もたくさん落ちてしまい、しらかば棟近くのしらかばも根元から折れていました。せきれい棟や、集会室の屋根の一部も剥がれてしまいましたが、幸いな事に、ケガ人は出ておらず一安心。
このような日に落ちた木の枝は、回収され、クラフトの材料になります。細い枝は『木のスプーン』と『木のフォーク』の「柄」に利用されます。今日はたくさんの材料が手に入りました。
昨日から利用していた子どもたちは、強風でさかさまにひっくり返ってしまった、まるで「おちょこ」の様になってしまった傘を持ちながら「きゃーきゃー」言いながら、いつもと違う環境にちょっと興奮気味。夜はきちんと眠れたのでしょうか。大変な事には変わりありませんが、台風の中での宿泊学習もいい思い出になりましたね。でも、十分台風の接近にはご注意を。(葉)