星空観察では、「天体望遠鏡」、「冬の星観察」2チームに分かれて実施しました。
夜になると昼間までの暖かさはどこへやら…急激に気温が下がっていきます。
くらーい道をライトで照らしながらたどり着いた先は、グラウンド。
空一面に星が広がっています。冬の星観察チームは、スタッフのメロスから「オリオン座」「ぎょしゃ座」「冬の大三角」…と冬に見ることができる星に加えて、星の豆知識を教えてもらっていました。一面の星も相まって、静かにうなずくみなさん。星の面白い知識に思わず「くすっ」と笑ってしまう方もいました。
「オリオン星団」と「スバル」を天体望遠鏡で観察。もやもやとしか見えない星の集まりも望遠鏡で見てみるとたくさんの星々が見えます。「おー」と思わず感嘆の声が漏れていました。
2日目の起床は5時。大豆を炊くために大鍋に火入れをします。
暗闇の5時。鍋への火入れには20名程の方に集まっていただきました。
昨日浸水した大豆を力を合わせて大鍋へ!いれてもいれても、なかなか無くなりません。
大鍋に火がつくころには、少しずつ空が白んできていました。
朝食を食べ終えたら、早速豆腐づくりです。
大豆をミキサーにかけて、豆乳の素【生呉(なまご)】を作っていきます。
作った生呉を絞り布に入れて、力を合わせて絞っていきます。
最初は子どもたちの力で、徐々に大人の力を借りて、大豆の成分を出していきました。
生呉を舐めてみると、「木の味がする!」「おいしくない…」という声もありました。
これから鍋で火を入れていくとどんな変化をしていくのでしょうか。
火が通っていくと、だんだんと親しみ慣れた匂いがしてきます。
先ほどとは違い、舐めてみても「おいしい!」「豆腐の味がする」といった声が聞こえてきます。
火が通り、適温になったら「にがり」を入れます。にがりを入れてからの動きが肝心。
今後の豆腐の出来に関わってきます。
豆腐が出来上がるのを待つ間は、味噌の仕込みへ!
朝から炊いていた大豆は隣の宿泊棟まで、届くほど甘い香りがしてきます。
味見をすると「あま~い」とついつい大豆をつまんでしまう方がたくさん!
大豆をミンチ機に入れてミンチにしていきます。
集まった人の力を借りて、くるくるハンドルを回しミンチにしていきます。
ミンチ機から出てくる様は、ケーキのモンブランのよう。
ミンチ機でミンチにする一方で、手袋をつけて手でミンチにするチームも。
ミンチをすること一時間…ようやく全ての大豆をミンチにすることができました。
大豆ミンチにこうじと塩を加えて、さらに大豆の煮汁を入れてさらに混ぜていきます。
今度は手袋をつけて、下から上へ右から左へ全体のバランスが良くなるように、
美味しくなるように思いを込めて混ぜ合わせました。
混ぜ終わるといつの間にか、12時すぎ…
お腹を満たすために、昼食と豆腐が待つ活動場所へ!
味噌を味わうために特化した昼食。
昨年つくった味噌をもとに、味噌汁、野菜スティック、味噌をソースにしたメンチ。
味噌があふれる食卓となりました。
ご飯を食べたら、お土産にタッパーへ味噌を詰めていきます。
米味噌と麦味噌をそれぞれつめたり、
ミルフィーユ状に交互に味噌をつめていたり、さまざまな詰め方をされていました。
おわりのつどいを始めようとすると、鬼が登場!!
今日は節分。「鬼はー外!福はー内!」豆をまき鬼を退治しました!
突如、鬼が登場しましたが、無事に主催事業「親子で味噌づくり」を終えることができました。
これをきっかけに、みなさんの食生活に手作りのもの、顔が見える食事を増やしていきましょう!
また、愛川ふれあいの村でお待ちしています!鷲山わっしゃー