食事の痕


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この2~3日の間でシダレザクラの開花も進んできました。本日は18度まで気温が上がるようなので、さらに花を開いてくれそうな気がします。

もう何日かすると、シダレザクラにも鳥たちが集まり賑やかな食卓になることでしょう。

 

 

 

 

 

鳥たちの他にも木々を食卓にしている動物は沢山おり、村内を歩いていると動物たちの食事の痕(あと)を見つけることがあります。

 

 

 

 

 

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今日はしらかば3とヒマラヤスギの間にポプラの芽が落ちているのを発見しました。

 

 

 

 

 

 

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枝は何かで切ったような痕があるので、きっと何かの動物が切ったのでしょう。

 

 

 

 

 

 

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芽の先にはかじられた痕があります。

食痕を見てみると、歯型からおそらくゲッシ類(ネズミのなかま)だと思われます。

ムササビではないでしょうか。

 

 

 

 

 

どうやら雄しべだけを狙って食べているようですね。

周りには花を包んでいたガクが落ちています。

 

 

 

 

 

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拾ってみると、お香のような甘い香りが漂ってきました。

ガクには琥珀色のネバネバの液体がついていて、

どうやらこの液体が匂いの元になっているようです。

 

 

 

 

 

 

この液体、甘い匂いがするので美味しいかもと思い舐めてみましたが、

その味は想像に反して、物凄く渋いものでした…。

ムササビもこの渋さを嫌って捨てたのでしょうか。

 

 

 

 

 

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動物の残した痕を観察すると、どんな動物がどんなふうに行動していたかがだんだん分かってきます。

野生動物たちの食事中の姿はなかなか見られないものですが、食痕などは結構見つかります。

それを見つけて姿を想像するのも楽しいですよ♪天野あまがき

 

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