年明け、第1回目の主催事業となる『親子でダッチオーブンクッキング』を行いました。
天候と恵まれ、この時期としては暖かい中で陽射しを受けて進めることができました。
12家族39名の方にご参加いただきました。
今回のメニューは“ローストチキン”と“冬野菜のシチュー”です。
シチューに使用する野菜は皮をむきません。
野菜には無駄な部分が無いのです。また皮の近くが1番栄養が含まれているのですよ。
とはいえ今日の主役はダッチオーブンです。
今回は焼く・炒める・煮るの3つの機能を体験していただきました。
他にも重たいフタが鍋を密閉して、圧力を高くして蒸すことによって食材をふっくら仕上げる効果があります。
また分厚い鍋は冷めにくく、まるごとの食材を使用しても芯まで火が通る機能があります。
ダッチオーブンは“魔法の鍋” なのです。
活動のはじめは心と体をほぐすゲームをします。
はじめて会う家族同士、自然と会話が広がっていきます。
クッキングでは初めて見るダッチオーブンとまるごとの鶏に興味津々でした。
包丁の扱いも手慣れたものと言わんばかりの子どももいました。
食材係と炭火おこし係に分かれて作業を開始します。
班はそれぞれ、食材係の中でも鶏の下ごしらえとシチューの下ごしらえと分担して行っていました。
鶏をこわがる子どももいましたが水で洗い、関節を外すなど行程が進むとだんだん美味しそうに見えてくるようです。
炭火おこし係が準備してくれていた炭火を使って焼いていきます。
ダッチオーブンは出来上がるまでの待ち時間を有効に使うことがポイントです。
今回は“鶏のとりわけ方”の実演を行いまいした。
あまり見ることのない光景に皆さんからの歓声があがります。
料理が完成したらいただきましょう。
皆さん初めてとは思えないような鶏さばきでした。
もちろんシチューもとても美味しかったです。
今回は衛生的に良くないため、鶏のガラは持って帰ることはできませんが、ご家庭で行うときはスープを作ることもできます。
どの班もほとんど平らげていました。
終わりの集いでは“今日は楽しかった”と皆さんの気持ちを知ることができ、スタッフ一同とても喜んでいます。
まるごとの鶏を調理することで、命をいただいていることを感じた方もいることをアンケートから知ることができました。
このたった1日だけのイベントでもこちらのおもいが少しでも伝わっていたら幸いです。
初めてご参加いただいた方も何度も応募いただきやっと参加出来ることになった方もいました。
本日は親子でダッチオーブンクッキングにご参加いただきありがとうございました。
また、この記事を読んで興味を持った方は来年度の事業を検討してみてください。
愛川ふれあいの村ではこの他にも様々なイベントをてんかいしています。
是非、ホームページや広報誌などでご確認ください。
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石川う~ま