はじまりのつどいでは、一日の流れ、メニューを確認します。
今回作るメニューは、カレーピザと夏野菜ピザ、ハニーチーズピザの三種類のピザと
トウモロコシのコンソメスープにです。ピザは特製のドラム缶釜で焼きます。
はじまりのつどいの後は、心と体の緊張をほぐすための簡単なゲームをします。
じゃんけん列車をして、何人か集まったら「シャボン玉」の歌を歌いながら、
最後は歌と同じように「フゥー」と言いながらはじけて、また新しいシャボン玉になるためにじゃんけんをします。
子どもの楽しむ姿、そして、保護者の方の楽しむ姿を見られました。
食材係と火の係に分かれて活動します。
食材係は、生地の作り方とスープとピザにのせるトッピングの野菜の切り方、
火の係は、火の起こし方を聞きます。
そのあとは、火の係と食材係の力を合わせて生地をこねます。
まずは、子どもたちが生地をこねます。手につく粉に苦戦しながらも懸命に生地をこねます。
保護者の方は慣れた手つきで生地をこねてしました。
生地ができたら、スープの野菜とトッピングの野菜を切ります。
火が通りやすいように、どの野菜もうすーくうすーく切ります。また、スープのトウモロコシの実を芯からもいでいきます。生のトウモロコシから実を取る作業は一苦労です。
トッピングの野菜を切っていると子どもたちからこんな声が聞こえてきました「夏野菜ってカラフルだね」。
確かに考えてみると、パプリカ、トウモロコシ、枝豆、オクラと他にもトマトやナスと色の種類が豊富です。
大人では見落としてしまうかもしれない子どもたちの感性がとても素敵ですね。
いよいよピザを焼きます。ピザを焼く前にピザの焼き方の説明です。
火の係は、みんなのピザをおいしく焼くために、真剣なまなざしで焼き方の説明を聞き入ります。
果たして、みんなのピザはおいしく焼けるのでしょうか。
いざ、ピザ焼きに入ると、男性のみなさんから「まだ火が弱いから待って」「火が強いから待って」という言葉が聞こえます。特製のドラム缶釜の前にピザ焼き師の方がいて、みなさん心強さを感じたのではないでしょうか。
ピザが焼けると「おいしそう」という言葉が聞こえます。
焼き立てを一口ほおばるとおいしそうの声が「おいしい」に代わっていきます。
中にはピザにのせきれなかったパプリカをサラダのように生で食べている子もいました。
食べた後は、みんなで片づけです、子どもたちは大人が洗ったものを拭いたり、
イスを片づけたり自分たちができる片づけをどんどんしてくれました。
今回、親子で本格ピザ作りにご参加いただいたみなさん、ありがとうございます。
ピザは特製のドラム缶釜でなくても、フライパンや魚焼き器、オーブントースターを使うことでご自宅でも簡単に焼くことができます。ぜひ、自宅でも家族の力を合わせておいしいピザを作っていただきたいなと思います。
また、旬の野菜は栄養価が高く、その時期に必要な栄養素がありますので、
食べ物から健康を意識してみてはいかがでしょうか。
また、みなさんに愛川ふれあいの村でお会いできることを楽しみにしています。鷲山わっしゃー